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2013年12月16日月曜日

富岡町泉玉露仮設クリスマス会

先日の14日(土)、いわき市泉玉露にある富岡町の仮設住宅で自治会によるクリスマス会が行われました。
昨年に引き続きウシトラ旅団も参加させていただき、子供たちと楽しいひと時を過ごしてまいりました。

今年は開会前から筑波大学の学生たちが十数名きてくれて、子供たちとリース作りを行いました。
やっぱり若い人たちが支援に入っているすがたはいいものです。




ウシトラ旅団の大きな役目のひとつに「仮設・借り上げ住宅住民支援」というものがあります。もともと2011年の秋、まだできて間もないこの仮設住宅になかば押しかけるように「何かやられてください。お手伝いすることはありますまいか」と訪ねたのですが、あれからもう2年経ちました。
新年のもちつき大会に始まり、3.11慰霊祭、花見とこのクリスマス会は仮設自治会の自発的な企画です。ウシトラはそのバックアップをやらせていただいております。

さて子供たちの作ったボンボンリースもできあがり、天井からぶら下げていよいよウシトラの役目が始まりました。


             

ウシトラの役目は大雑把に「クリスマス会を盛り上げる」というこのイベントの最重要課題であります(笑)
今回NPO法人大震災義援ウシトラ旅団の監事が学生時代の先輩に協力を要請。ご登場いただいた方が
マジシャン安達さんでした。

安達さんは都内の小学校校長を務められ、退職後も幼稚園園長を歴任された方。子供たちのハートを一瞬でつかみます。


まるめたティッシュも浮かせます


子供たちもこれこの様子


いやはや見事な手品でありました。安達さん、ご協力感謝いたします。


手品の出し物の後は自治会のお母さんたちのこさえたカレーでお昼ご飯。私たちもご相伴にあずかりました。
うまかった!このお母さんたちは「ほっこりカフェ」を運営している方々です。仮設住民は仮設内ボランティアを
自分たちで組織しているのです。そうした働きを持続するということはとても重要で、なんとかしてこの困難な
状況を協力という名のもとに克服していこうとする意志が伝わってきます。



食事の後はいよいよお待ちかねのビンゴ大会!!



ウシトラ旅団は今年も特賞を用意しました。大人2名子供2名分のディズニーパスポートです。


結果、なつみちゃんが見事引き当てました!おめでとう!カズもアンもダブルリーチでしたが、惜しかった。
とても残念がっていましたが、アンはなつみちゃんはずっとディズニーランドに行きたがってたからよかったよお、
と・・・・なんと優しい子供たちでしょう。

盛り上がったこのビンゴ大会。進行はもちろん我がウシトラ旅団が誇る「マリオ」渡辺さん。子供たちからの人気
抜群であります。見事な進行でありました。グー! いいねー!のコールアンドレスポンスも健在であります。

今回仮設自治会によるこのクリスマス会を支えたのは筑波大学の先生・学生たち。富岡町のボランティアとして
社協を退任後も活躍されているKさん。地元のグレイス教会・テモテ教会。大先輩の力を得てのウシトラ旅団。

たくさんの人たちの協力でなんとか避難している方々をサポートしたいと思いますが、なんといってもこの富岡仮設
の人たちの自発性や自律性に触れるたびに勇気をもらうのは私たちなのです。これからも継続して一緒に生きていく
決意を新たにいたしました。

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